こんにちは、Shakky's Aquaです。
今回は、いよいよ水槽が藍藻でひどい状況になってきましたよというお話です。
藍藻の強さはすさまじい!
さて、前回は水槽が藍藻まみれとお伝えしました。
藍藻といえばアクアリストにとって最も恐るべき敵の一つ。
厳密にいうとコケとは異なり光合成をおこなう細菌なのだとか。
水槽の中は藍藻地獄!
ということで、環境さえよくすれば、自然と消えていってしまわないだろうかという淡い期待を抱いて現実から目を背けていたわけでありますが、そんなことは起こるはずもなく、いよいよ水槽の中は藍藻だらけになってしまいました。
その様子がこちら。
本当に酷い有り様です。
ガラス面のコケを掃除していないこともありますが、実にみすぼらしい姿になってしまいました。
流木やミクロソリウムにもべったりと張り付いて気泡が抜けずに留まってしまっています。
最近投入したアヌビアスナナ・プチもほぼ全面覆われてしまっていますね。
というかガラス面が汚すぎて写真がボケボケです…
気持ち悪いですね(笑)
藍藻に正面から戦いを挑む!
実のところ、こちらの水槽はレイコン試作水槽なので初めからリセットありきで立ち上げたわけです。
したがって、ここで一度リセットしてしまうというのもひとつの手だと思います。
しかしながら、今回はここで諦めずに正面から藍藻に戦いを挑んでみたいと思います。
なぜならば、いまここで藍藻と戦っておかなければ、本当にいいレイアウトの水槽がでときに、たかだか藍藻のために水槽をリセットしなければならないということになってしまうかもしれないからです。
前回の対策を速やかに実施!
ということで藍藻除去作戦を開始したいと思いますが、作戦をご説明する前にまず前回コケ対策として紹介したものを改めておさらいしておきましょう。
下記の4つは通常のコケ対策の基本でもあります。
1、換水頻度の向上
2、ロタラなど陽性水草の植栽
3、ヤマトヌマエビの投入
4、サイアミーズ・フライングフォックスの投入
このうち、1と2は水槽内の富栄養化を解消するために藍藻対策としても一定の効果を発揮するものと考えています。
しかしながら、3と4については藍藻に対してはあまり効果が期待できないことがわかりました。
それでも、通常のコケ対策としては効果抜群ですので、とりあえずヤマトヌマエビ10匹とサイアミーズ・フライングフォックス2匹を投入してみました。
新たな藍藻除去作戦は3つ!
そして、今回藍藻除去作戦として新たに3つの方法を採用します。
まず第一に、藍藻を徹底的に手で取り除きます。
実に原始的なやり方ではありますが、藍藻は指数関数的に増殖しますので、最初の量ができるだけ少ないほうが完全除去への近道となるはずです。
というより、この方法が一番手っ取り早いのです。
光の完全遮断という方法もなくもないのですが、完全に光を遮断するのはやや面倒であったりするので今回はパスです。
そして、第二に、オキシドールを添加します。
こちらは藍藻除去作戦として古来より先人たちに使われてきた方法で、毎日少しずつオキシドール、つまるところの過酸化水素水を添加することで藍藻を死滅させるというものです。
オキシドールは酸素と水素の化合物ですので安全面でも心配が少なく、生体や他の水草への影響もほぼないようですので今回はこのオキシドールに期待してみたいと思います。
そして第三に、モーリーを投入します。
藍藻はほとんどの生体が食べることなく嫌うということが最大の特徴なのですが、調べたところによると、モーリーだけは藍藻を食べるよという情報がちらほらあったりしますので、とりあえず少しでも効果があればよいなという程度の気持ちで投入してみます。
何となくペアで購入してしまったので水槽いっぱいに繁殖してしまうかもしれずにちょっと心配ですが、まぁそうなったらそうなったです。
ちなみに今回は一般的なブラックモーリーではなく、白色が鮮やかなプラチナモーリーを選びました。
果たして藍藻に打ち勝つことができるのでしょうか!?
ということで始まった藍藻との長い戦い。
思い返せばアクアリウムを始めてから様々な戦いがありました。
マヤカが白化してしまったり…
黒髭ゴケが大発生したり…
スネールが大量繁殖したり…
といった具合に問題だらけでしたが、なんとか乗り越えていろいろと勉強してきたわけであります。
ということで今回も徹底的に戦っていきたいと思いますので、今しばらくお付き合いください。