こんにちは、日向を愛するひと、水槽のディオゲネスです。
今回は赤い水草を赤くするという、果てしない夢を追い求めるというお話。
赤い水草、それは果てしない夢!
さて、水草の種類もいろいろありますが、なかでも赤く色づく水草は水槽にワンポイントの彩りを与える存在として、アクアリウムをやっている方なら誰しも一度は育ててみたいと思うのではないしょうか。
赤い水草を赤くするというのは、なんだか変な言い方のような気もしますが、もちろん、我が家の水槽にもいるアルテルナンテラ レインキーのように、放っておいても勝手に深紅に色づいてくれるものもありますが、環境によってすぐに緑色になってしまうような繊細な水草も多数あるのです。
そして、このすぐに緑になってしまう水草を赤くするのが非常に難しい。
その最たるものとしては、後景草としておなじみのロタラではないでしょうか。
ひとくちにロタラといっても多くの種類がありますが、我が家で育てているのは、ロタラ ロトンディフォリアという種類です。
こちらのロタラは完全な赤というより、やわらかいオレンジ色の葉と光に向かって真っすぐに育つことが特徴で、ロタラの中では比較的育てやすいとカテゴライズされている種類です。
下の写真はチャームさんのものですが、鮮やかなオレンジが何とも美しですよね。
ちなみに、育成条件については画像リンク先に詳しく書かれていますので、そちらでご確認ください。
赤い水草を赤くするには!?
そんなロタラ ロトンディフォリアですが、前回のトリミング時にカットした部分から伸びてきた葉の赤身が薄くなってしまいました。
水草が赤くなるためには高光量と鉄分を初めとした微量元素が必要ということですので、そのどちらか、もしくは両方が欠けているということになります。
我が家の照明は現在、30cmキューブ水槽2つに対して「テクニカ インバーターライト 60cm 2灯式」と「カミハタ ヴォルテス」の二台体制で行なっておりますので、光量については十分ではないにせよ問題になるほど少なくないと思っています。
ということは、鉄分などの微量元素が不足しているということになりそうですが、現在、ADAの「グリーンブライティ・ ニュートラルK」に加えて、「グリーンブライティ・ミネラル」も添加しています。
こちらはマヤカが白化した時の対策として購入して以来使用しているものです。
そこで、「グリーンブライティ・ミネラル」の成分表示を見てみると、確かに鉄分が含有されていることがわかります。
しかし、「グリーンブライティ ・アイアン」という商品が別に存在することを考えると、「グリーンブライティ・ミネラル」には一般的な水草を綺麗に育てるのに必要な量の鉄分が含有されているだけで、赤い水草を赤くするのには十分ではないのかもしれません。
ということで、早速「グリーンブライティ ・アイアン」を購入してきました;
購入先はいつもの通り、アクアフォレスト新宿t店さんです。
アクアフォレストさんに行くと、いつも特徴的な構図の水槽がたくさん並べられていて、私の創作意欲がむくむくと沸き起こってしまします。
最近は、大胆にブランチウッドとモスを使った水槽を立ち上げたいなと思っているのですが、あまりに多くの水槽を立ち上げるには少しばかり資金が足りませんので、話をロタラに戻します。
ということで、今回は「グリーンブライティ ・アイアン」を購入しましたが、アクアリストの先輩方からは「メネデール」という植物活力素が最強だという噂をよく聞きます。
しかし、私のように神経質な人間は一度シリーズで揃え始めたら別のものに手を出しづらいという面倒な性質がありますので、今回もADAの「グリーンブライティ・シリーズ」で揃えてみました。
さて、これで赤くならなかったら、もはや打つ手がないような気がしているのですが、果たして綺麗に色づいてくれるのでしょうか。
そして、こんなに綺麗な水景を作れる日が来るのでしょか。
ロトンディフォリアが実際に赤くなるのかどうかについては、続編にてお伝えしますので、続きを乞うご期待。