こんにちは、日向を愛するひと、水槽のディオゲネスです。
今回は、我が家の流木に活着しておりますウィローモスがの歴史と、どのように増やしていこうかなというお話です。
思い出深い最初の流木!
さて、我が家の流木には下半分の一面にだけウィローモスが活着しております。
なぜここにだけウィローモスが活着しているのかといえば、この流木がもともと、1年前に私がアクアリウムを始めたときに最初に作った30cmアクアテラリウム水槽で使用していたものだからです。
要するに前面に向いていて、かつ、水位より下にあった部分にだけウィローモスがついているというわけです。
アクアリウムを始めたきっかけは、某大手YouTuberがその時たまたまアクアテラリウムをやっていて、それを見て面白そうだと思ったからという単純な理由であったと思います。
そんな感じで私のアクアリウムの歴史が始まるわけですが、この流木は当時チャームさんで一点ものとして販売されていたのを一目惚れして思い切って購入したものでした。
今なら、流木についての知識もそれなりにありますので、必要があればこれくらいの流木を購入するのに躊躇することもさほどないかと思いますが、その時は右も左もわからない状況でして、購入してみたところで本当に水槽に使用できるのかなど、わからないことばかりでしたので、流木ひとつ買うのに本当に迷いました。
そもそも、その辺に落ちているようなただの木にそれなりのお金を払うというのは、一般の方からしたら相当理解しがたい話ですよね。
当然、当時の私もそう思っていました。
ですので、今となっては当たり前になってしまった流木を買うという行為に対して、かつてはそんな気持ちがあったのだということを思い出させてくれる、とても思い出深い流木だったりします。
アクアテラリウム水槽時代はウィローモス全盛期!
そういった経緯で購入したこの流木とそれに巻き付けたウィローモスですが、当時のアクアテラリウム水槽の中では、長いところで20cm以上も伸びていたのです。
アクアテラリウム水槽にはパールグラスやグロッソスティグマも植えていたのですが、Co2の添加なんてしていませんので、結果的にほとんど枯れてしまい、唯一繁栄を謳歌したのがこのウィローモスでした。
ということで半年ほど、ウィローモスだけが唯一の植物であるという無骨な水槽を管理していたわけですが、半リセット時の不手際で生体を全滅させてしまったのを機に、そこで一度アクアリムをやめてしまいました。
その時に、長く伸びたウィローモスは切り落とされ、流木はビニール袋に無造作に入れられて、しばらくの眠りにつくことになったわけでした。
つまりは、私の代わりに責任をとらされたかたちになったわけです。
ウィローモスの復活の日!
さて、それから数か月が経ち、改めてアクアリムを始めたのが今年の5月。
その時に立ち上げたのが、ご存知「水草水槽」なわけですね。
立ち上げ当初はカピカピに乾燥して流木にへばりついていたウィローモスですが、それから2か月の時を経て、ようやく水草水槽の中でそれなりの存在感を発揮しています。
とはいってもかつての繁殖力は面影もなく、色味もやや茶色がかったところが多いので、完全復活とはいかないのかもしれませんが、手入れの容易さから言えば、正直いまの具合が丁度いいのかもしれません。
それでもやっぱり、ウィローモスを増やしたい!
ということで、これまで特段ブログで記事になることもなく、ひっそりと過ごしてきたウィローモスですが、そろそろもう少し育ててやろうと思っています。
なぜかといいますと、世界水草レイアウトコンテスト用の水槽を作るにあたっては大量のウィローモスが不可欠だと考えているからです。
世界水草レイアウトコンテストについての記事はこちらをご覧ください。
世界水草レイアウトコンテストで上位を狙う上では(上位といっても目標は500位ですが)「生体の棲息環境の再現」が不可欠であり、それを実現するためには「存在感のある形の良い流木」、「生き生きと茂った陰性水草」、そして「綺麗な形状に生え揃ったウィローモス」、この3つのアイテムを大量に揃える必要があるとなんとなく考えています。
もちろん流木と陰性水草については、それなりの投資をする必要があると思っております。
ここのところ陰性水草ばかりを購入しているのは、実は、来年のレイコンを見越してのことだったりするのです。
しかし、ウィローモスは放っておけば割と勝手に増殖してくれますので、今からきちんと準備しておけば、ウィローモスに使うお金をかなり節約できるのではないかと考えているのです。
問題はウィローモスを増やす方法!?
ということで、とりあえずウィローモスを増やしてみようと思うのですが、問題は現在の水草水槽の中で増やすとレイアウト的に問題がでてくるということです。
ですので、なにか別の入れ物を用意してウィローモスを育ててやるのが良いのではないかと思っているのですが、調べたところペットボトルやタッパーで育てているという方が多くいるようなので、今回は簡単に手に入るペットボトルでウィローモスを育ててみたいと思います。
手順としては以下のとおりです。
- 水草水槽の流木からウィローモスをカット
- ウィローモスを1cmくらいに細かく刻む
- 小石にウィローモスを木綿糸で巻き付ける
- ペットボトルに投入して蓋をしめる
- やや日の当たる室内に放置
- ときどき水を換えてやる
以上、すこぶる簡単ですね。
うまくいくようだったら、追加で購入して培養しても良いかもしれません。
というわけで、今回はあくまでも計画だけとなってしまいましが、近日中に続編をアップしますので、どうぞご期待ください。