こんにちは、Shakky's Aquaです。
今回は、突然ですがラミーノーズテトラの繁殖に挑戦してみましょうというお話です。
なんだかラミーノーズの様子がおかしい!?
さて、今回は久しぶりの研究企画の始まりです。
現在、我が家のメイン水槽には9匹のラミーノーズテトラが泳いでいます。
ラミーノーズテトラとは、名前のとおり酔っ払ったような真っ赤な顔が特徴的なテトラで、少数からでも群泳するため見ていてとても楽しい熱帯魚です。
実は、一昨日の夜もいつものようにラミーノーズテトラを眺めていたのですが、どうも1匹様子がおかしいのです。
明らかにお腹が異常に膨らんでいます。
もしやと思って調べてみたら、どうやらお腹の中に卵を抱えているようなのです。
ということで、今回はラミーノーズテトラの繁殖に挑戦してみたいと思います!
難易度が高く情報も少ない!
挑戦してみたいと思います!とは言っても、わたくし繁殖の経験がまったくありませんので、今回は特に慎重にやらなければなりません。
すぐさま繁殖方法を調べてみたのですが、いかんせん情報が多くありません…
いくつかのブログなどから断片的にわかったことと言えば、
- オスとメスを隔離しておくと産卵する
- 産卵は主に朝に行なわれる
- 産卵はモスなどの上にまき散らすように行なわれる
- 卵は親ですら食べてしまうので隔離しなければならない
- 卵や稚魚は光に当たると死んでしまう
- 稚魚はインフゾリアなる動物性バクテリアを食べる
- 3か月くらいしたら他の生体と混泳できる大きさに育つ
ということだけ…わからないことだらけですね。
なんとも難易度が高いように思いますが、せっかく芽生えた生命ですから、試行錯誤するしかありません!
繁殖や隔離に便利!スドーのサテライト!
善は急げということで、早速昨日、会社の帰りに近所のホームセンターに寄って「スドー 外掛式産卵飼育ボックス サテライトS」を購入してきました。
こちらの隔離ボックスはエアレーションを使って水槽の外に掛けた隔離ボックスに水を送り込み、ボックスからあふれた水が水槽内に戻るような仕組みになっているものです。
開けてみると細かいパーツがたくさん入っていて、少しややこしいような気がしましたが、説明書がわかりやすいので簡単に設置できます。
今回はついでにエアレーションも新調しました。
購入したのは「GEX イーエアー 1500SB」。
これまでニッソーの「ミュート S」を使用していたので、それに比べると少し音が大きい気がしますが、パワーは比べ物にならないくらい強力です。
ちなみに、私は楽天ポイントをごっそり貯めるのが好きなので、いつもはcharmさんの楽天市場店で購入しているのですが、今回は取り急ぎ必要だったのでホームセンターで済ませました。
しかし、改めて調べてみるとアクアリウム用品はcharmさんのほうが圧倒的に安いですね…
charmさんはコロナウイルスの影響で先週は一時受注停止になっているようでしたが、どうやら復活したようで何よりです。
実際に設置してみる!
こちらはとりあえず水槽に掛けた状態。
卵を親魚から隔離できるようなフィルターが最初から付属しているので、せっかく産み落とされた卵が食べられてしまう心配がありません。
さらにこれにエアーポンプを接続すると、勝手に水槽側から水が入ってきます。
このときコポコポと結構大きな音がするのですが、付属のエアレーション流量調整器(?)でエアレーションの勢いを抑えてあげると、そこまで気にはならないです。
ここで重大な問題が発生!
サテライトの設置が終わりましたので、いざ母親とその伴侶となるオスを隔離しようとしたのですが、ここで思わぬ大誤算が発生です。
なんと、ラミーノーズテトラにはオスとメスを簡単に見分ける方法がないというではありませんか。
サテライトを設置することで頭がいっぱいでオスメスの見分け方についてまったく考えていなかったのです…
しかし、ここにきて諦めるわけにはいきませんので必死になって調べてみると、とあるブログにこんな一文が…
「オスはメスに比べて細い。」
いやいや、ざっくりしすぎですよ。
しかし仕方がないので、とりあえず我が家のラミーノーズテトラの中から最も細い個体を勝手にオスと認定し、母親と一緒に隔離してみることにします。
もしメスだったらごめんなさい。
さらに、あらかじめ調べておいた情報を基に、ウィローモスを少しばかり入れてみます。
もしかしたら石などに巻いておいたほうがいいのかもしれませんが、無いよりはましでしょう…
一見、仲睦まじく寄り添って見えますが、いきなり二人で隔離されたので気まずいだけなのかもしれません。
ホームセンターにはサテライトSと通常のサテライトが売っており、かなり悩んだ結果サテライトSにしたのですが、やっぱり通常の大きさのほうが広々としていてよかったかもしれないと後悔です。
やっぱりわからないことだらけ!
ということでなんとか隔離には成功しましたが、本当にこの方法でいいのか全く自信がありません。
ちなみに、光を当ててはいけないということなのでサテライトの箱の一面を切り取ってカバーにしてみましたが、その結果まったく中の様子がわからなくなりました。
わたしが調べた限りでは、産卵後に卵だけ隔離したよ!という方もいますし、オス2匹とメス1匹で隔離したよ!という方もいました。
どうやらメスは水槽内の水温や硬度、さらには水圧や溶解酸素量など様々な要因が急激に変化することで産卵モードに入るということで、繁殖に慣れた人は意図的にそういった状況を作り出したりもするそうです。
試行錯誤していくしかない!
とはいっても初めからそんなにうまくいくわけないですし、わからないことだらけだからこそ、いろいろ試行錯誤することが楽しいです。
また、その結果として新しい知見が共有できれば、それはとても嬉しいことだと思います。
というわけで、水槽に新しい命を生み出すべく研究を続けたいと思いますので、次回が失敗報告にならないことを祈りつつ、どうぞしばらくお付き合いください。
よろしくお願い致します。
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