こんにちは、日向を愛するひと、水槽のディオゲネスです。
今回は、我が家のハリネズミにさまざまな床材を使用して、最終的にペットシーツに落ち着いた経緯をお話します。
ハリネズミに最適な床材はなに!?
さて、名前からは想像できませんがハリネズミは実はモグラの仲間です。
(ちなみに、ハリモグラという動物はカモノハシの仲間らしいです;)
したがって、穴を掘ったりするのが大好きなわけでして、みなさんもケージの中に何かしらの床材をいれているかと思います。
我が家でもハリネズミを買い始めて1年が過ぎ、一通りの床材を試してきましたので、実際に使用して感じたそれぞれのメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
三晃商会 広葉樹マット
まず最初に使用したのは、ハムスターの飼育でもお馴染みの「広葉樹マット」です。
要するに、広葉樹系の木材チップですので、名前の通り針葉樹にアレルギーがあると言われるハリネズミにも安心して使用できます。
しかし、抱き上げたときにハリネズミのハリにくっついてしまうため、床材が散らかってしまうのが難点です。
「広葉樹マット」以外にも木材チップは一通り試しましたが、やはりこの点はどれも同じでした。
また、吸水性は高いのですが、消臭性は後で紹介する再生紙リターにはやや劣るようです。
ちなみに、以前ハムスターを飼育していた際は、広葉樹マットに「GEX ヒノキア 消臭砂」を少量混ぜることで臭いをかなり抑えられていました。
しかし、ヒノキは針葉樹なのでハリネズミには使用できないのが残念なところです。
もしハムスターを飼われている方がいましたら、こちらの組み合わせはとてもオススメです。
はりねずみんみん共和国オリジナル コーンリター
続きましては、はりねずみんみん共和国さんオリジナル「コーンリター」です。
こちらのショップはオリジナル商品を初めとして、品揃えがとても豊富ですので、ハリネズミ用品では一番お世話になっているショップかもしれません。
とくに、フードの種類が多く、お試しサイズの販売も行なっていますので、ご存知でない方は、ぜひ一度ご覧になられると面白いと思います。
肝心の床材も豊富な種類を取り揃えているのですが、中でも他では珍しいコーンリターを使用しました。
コーンリターは理想の床材という謳い文句の通り、消臭性も高く、一部の再生紙リターのように見た目も悪くないです。
ハリネズミも潜って遊んだりするなど、かなり気に入っていた様子でした。
しかし、あえて欠点をあげるとすると、ハリネズミが歩くたびにジャリジャリと音がすることです。
そこまで大きな音ではありませんが、寝室にケージを置いている我が家では、この音がネックになってしまい使用をやめてしまいました。
しかし、それ以外はとても使い勝手が良いので、多少の音が出ても問題ないという方にはオススメです。
SANKO P17 ハリネズミリター 6L
「SANKO P17 ハリネズミリター」は再生紙を使用したハリネズミ専用のリターです。
おすすめポイントは消臭性と吸水性が非常に高いことです。
また、コーンリターのようにハリネズミの足音が響くこともありませんし、おしっこで濡れると膨張するので交換すべき場所が一目瞭然になります。
そのため、単純に機能面で言えば、これまで紹介した中で一番オススメかもしれません。
それでも使用をやめてしまったのは、我が家のハリネズミが回し車の上でウンチをしてしまうからなのです。
そのため、ウンチが細かくなって飛び散ってリターに紛れ込んでしまい、これを掃除するのがかなり手間になっていました。
掃除のしやすさで言えば、木材チップのほうがティッシュでまとめてつかみやすいので簡単かもしれません。
管理の容易さならペットシーツ一択!!
ということで最終的にたどり着いたのがこちらのペットシーツです。
もはや床材ではなくペットシーツなのですが、こちらの「ネオ・ルーライフ ネオシーツ カーボン DX」は、なによりも管理が楽です。
汚れたらウンチと一緒に小さく畳んでごみ箱に捨てるだけですし、コストパフォーマンスも他と比べてかなり高いです。
そのため、使用しているご家庭も結構多いのではないでしょうか。
ちなみにペットシーツの中にはそれ自体が強烈な香りを発するものもあるので注意してください(部屋の中がとても異様な臭いに包まれて苦しむことになりますので)。
その点こちらのペットシーツは無臭ですし、消臭力もかなり高いです。
サイズはレギュラーからスーパーワイドまで3種類あるのですが、大抵のケージならレギュラーサイズを2枚敷いておいて、汚れたところを交換するのが良いかもしれません。
我が家の交換頻度は2日に1回1枚交換する程度ですので(ウンチは簡単に拾えます)、わずか1,200円で約5か月以上使える計算になり、凄くお財布に優しいです。
個体によってはペットシーツの下にもぐってケージ内を散らかしてしまう子もいるようですが、ケージ内に安心できる場所がしっかりあれば大抵は大丈夫だと思います。
また、ペットシーツの端を抑えるように回し車やハウスなどを設置してあげると、より良いと思います。
我が家では使用を初めて2か月ほど経ちますが、サイズが大きすぎて合わないハウスを臨時に使用したとき以外は、ペットシーツの下に潜ろうとすることはなかったです。
ハリネズミのストレス発散のために新たなる設備投資を!
ということで、我が家では現在、ペットシーツで飼育をしているわけですが、そうすると気になるのが、やはり穴を掘らせてあげたいという問題です。
ということで、新たにトイレ兼砂遊び場を設けてあげることにしました。
砂遊び場については、専用のものも販売されていますが、100円均一で売っている15cm×20cm×4cmくらいのタッパーで十分です。
砂は、はりねずみんみん共和国さんのクルミ砂を使用しています。
「ハリネズミの砂浴び用砂 くるみ」は一般的な商品に比べて粒が小さすぎないので、管理や掃除がやりやすいです。
もちろん濡れても固まらないタイプなので安心して使えます。
驚くべきことに、導入してから少しづつではありますが、こちらの砂場でトイレをしてくれるようになりました。
一般的にハリネズミを完全にトイレトレーニングすることは難しいですが、少しでも掃除が楽になれば良いかなと思っています。
これはハムスターの飼育にも言えることですが、トイレを設置した場所で用を足してもらうのではなく、よく用を足すところにトイレを設置するという考え方のほうがうまくいきます。
その他にもハウスから一番遠い場所に設置するなどの工夫があるのですが、もしハリネズミのトイレトレーニングが完全にうまくいくようならまたの機会にご報告したいと思います。
ちなみに、はりねずみんみん共和国さんは楽天市場店で購入すると、ショップの近況が描かれたお便りのようなものが同封されているのですが、とても手作り感満載で毎回笑わせてもらっています(笑)
ということで、今回はハリネズミの床材をいろいろとご紹介したうえで、ペットシーツをお勧めさせていただきました。
皆さんはどんな床材を使用していますか。もしおすすめの床材があったらコメント欄で教えていただけると嬉しいです。