こんにちは、日向を愛するひと、水槽のディオゲネスです。
今回は、成田山新勝寺に鰻を食べにいったら、たまたま成田祇園祭なるお祭りが執り行われていて大変な賑わいでございましたよというお話です。
成田山新勝寺と言ったら、鰻でしょう!
わたくし、アクアリウムのほかに趣味を挙げろと言われましたら、「老舗の料理を食べ歩くこと」ぐらいでして、それ以外で出歩くのが億劫なくらいのつまらない人間なのでございますが、昨日は両親が成田山新勝寺に厄払いに行くというので、思うところあって一緒に行って参りました。
なぜかと申しますと、成田山と言ったら正月の初詣の賑わいが有名ではありますが、なんといっても参道に構える鰻屋です。
もちろん私の目当ては鰻でございました。
成田山公園で自然を感じる!
さて、両親が厄払いをしている間は小一時間ほど暇になってしまいます。
新勝寺の中ほどにあります仁王門をくぐりまして、大本堂を左手に見ながらぐるりと後ろへ回りますと、成田山公園が併設されておりますので、私のほうはこちらで散策に興じることと致します。
こちらの公園は1912年に整備されました16万㎡を超える大庭園でして、四季折々の趣を楽しめる大変素晴らしい公園なのですが、このような美しい川の流れを楽しみながらも考えているのはもちろんアクアリウムのことばかりでございます。
こんな景色のようなアクアテラリウムにもいつか挑戦してみたいなと思うと、必然的に撮影する写真も石やら苔やらばかりになってしまう次第です。
ちなみに、さすがに日本を代表する名刹なだけあって、世界各地からのお客様が沢山いらっしゃっておりました。
これはこれで、一人の日本人として単純に嬉しいことでありますね。
いざ、成田山参道に構える鰻の名店、川豊へ!
さて、散策にてお腹を十分に空かせましたので、さっそく鰻を食べに行くと致しましょう。
成田山には鰻屋だけでもいくつも名店がございますが、私が入ったのは、総門からほど近い「川豊」さん。
さすがに名店だけあって暫く並びましたが、若い店員の方々が見事な手捌きで鰻を捌いていく様をみているのは、非常に楽しいものがあります。
せっかくですので、特上の鰻重を注文いたしまして、配膳されました重箱を開けますと、一面に広がるほくほくの鰻に、見ているだけで涎が出そうになります。
というわけで、開けた瞬間にすかさず食べてしまいましたので、肝心の鰻の写真は撮り忘れました、ごめんなさい。
興味のある方はぜひ実際に足をお運びになっていただきたいのですが、せっかくですので感想を言うのであれば、淡泊な鰻に絶妙な甘さのタレが絡んでいて、幾らでも食べられてしまいそうな味わいだとだけ申し上げておきましょう。
毎年7月初旬に成田山祇園祭が執り行われる!
ところで、どうやら昨日は成田山祇園祭というお祭りが執り行われていたようで、鰻を食べ終わるころには神輿やら山車やらが参道を行ったり来たりしておりましたので、それを見に来た人たちで大変ごった返しておりました。
昨日の私は、鰻をお目当てに行きましたので、鰻さえ食べ終わってしまえばもう大満足なのではありますが、それであってもやはりお囃子の音色を聞いていると心躍るものがあります。
実は、以前は私も神輿を担ぐ機会があったのですが、最近はめっきり無くなってしまいましたので、毎年お祭りに参加できる方々は本当に羨ましく思ったりも致します。
写真には収めませんでした、本当にたくさんの山車が引かれていて活気あるお祭りでしたので、来年もこの時期に、今度はお祭りを目的に行ってみるのもよいかもしれません。
境内には屋台も多く出店されておりましたが、やはり射的やらリンゴ飴なんかを見ていると100円玉をたくさん握りしめて祭りを楽しんだ童心を思い出します。
ちなみにですが、「私が日本一最高のかき心地と思う耳かき」がこちらの「藤倉商店」さんで売られています。
成田山へお立ち寄りの際は、ぜひお立ち寄りになられてはいかがでしょうか。