こんにちは、日向を愛するひと、水槽のディオゲネスです。
今回は、来年の世界水草レイアウトコンテスト2019へ60cm水槽で出品してみようというお話です。
世界水草レイアウトコンテストとは!?
今さらですが2017年のレイコン作品集を購入したところ、素晴らしい作品たちにすっかり触発されてしまいまして、来年(2019年)のレイアウトコンテストで500位以内にランクインするという無謀な目標を掲げてしまいました。
そもそも世界水草レイアウトコンテストとは、ネイチャーアクアリウムを提唱した、故 天野尚氏のADA社が主催している世界的なアクアリウムレイアウトコンテストでありまして、英称の「The Ineternational Aquatic Plants Layout Contes」を略してIAPLCと呼ばれています。
21世紀の幕開けと共に始まった世界規模の水草レイアウトの祭典「世界水草レイアウトコンテスト」。参加国数19カ国、総エントリー数557作品から始まった「世界水草レイアウトコンテスト」は、年々参加国数、総エントリー数ともに増え続け、現在では参加国数60カ国以上、総エントリー数2,000作品以上と、アクアリウム関連のコンテストとしては、間違いなく世界最大のコンテストと言えます。その大きな目的は、水草レイアウトの趣味を個人で楽しむだけでなく世界中の人々と共有し、一緒に楽しむということです。皆さんの自信作をぜひ世界に向けて発信してください。
年に1回開催されていて、IAPLC2018の応募締切は2018年5月31日でしたので今年の出品は間に合いませんでしたが、当ブログはこのレイコンへの出品が目標ですので、IAPLC2019に向けて、今のうちから上位入賞作品をしっかり研究しておきたいと思います。
ちなみに、こちらがマレーシアの方が制作した昨年度のグランプリ作品です。
どうです、この圧倒的な自然観。
近年のレイコンではやや奇を衒った構図の作品が上位に入賞している傾向があるように思いますが、こちらの作品は生体が暮らす熱帯雨林をそのまま再現しようという意図を感じます。
まさに王道をゆく作品でグランプリを獲るなんて、なんとも格好良いですよね。
それにしてもここまでたどり着くにはどれほどの時間とお金がかかることやら。
本当にアクアリウムは奥が深いです。
世界水草レイアウトコンテストの500位は60cm水槽でも小さい!?
さて、500位という目標を掲げてみはしましたが、実際のところ500位ってどんな順位なのでしょうか。
作品集によると、2017年の作品総数は2,056作品。
すなわち、上位四分の一に入らなければならないことになります。
しかも500位前後の作品を見てみると、ほぼ全て60㎝以上、90cmや120cmの水槽もざらにあります。
一方、私の水槽は30cmキューブ。
しかも、育成が簡単といわれるロタラとベトナムゴマノハグサの暴走に手を焼いている始末です。
初心者として歴戦の猛者たちに立ち向かうにはあまりに心許無いですね。
ちなみに、30cm水槽で出品している人もいるにはいるのですが、やはり大きな水槽のほうが構図の自由度が高いため有利のようです。
早く60cm水槽を立ち上げられるようになりたいですね;
足りないのは審美的センス?
それにしても500位以内にランクインしている水槽を見ると、その完成度の高さに驚かされます。
正直、佳作である327位以内の水槽と比べても引けを取らないと思うものも多くあるような気がするのです。
そのあたりは、まだまだ私の審美眼といいましょうか、美的センスが足りていないのかもしれません。
ちなみに、レイアウトコンテストの評価の基準は、
- 棲息環境の再現
- 構図と水草の配植
- 自然観の演出
- オリジナリティと印象度
- 技術力
- 長期維持の可能性
という6つの視点から判断されるのですが、熱帯魚が棲息する環境についての知識や水槽の長期維持の経験が乏しい私には、良し悪しの判断すらできないというのが現状です。
わからないことがいっぱいあるということが分かった!
ということで、実際に700位以内を目指すにはまだまだ勉強しなければならないことがたくさんあるということがわかりました。
ある意味これも大きな収穫ですよね。
やると決めた以上は本気で取り組みたいので、これから1年間、私の水槽がどんな変遷を辿っていくのか、ご期待いただければと思います。