こんにちは、日向を愛するひと、水槽のディオゲネスです。
前景草として初めて絨毯化に成功したグロッソ・スティグマですが、ここのところ調子を落としていましたので、思い切ってヘアーグラスショートに植えなおすことにしました。
植え方が悪かったグロッソ・スティグマ!
実は、我が家の水草水槽に植えられていたグロッソ・スティグマは購入時には土付きの水上葉でした。
面倒くさがりだった私は、複雑に絡み合った根を適当に切って水槽に投入し、上からソイルをぶっかけるという少しばかり大胆な植え方をしてしまっていました。
しばらくは良く成長していたのですが、次第に葉が黄色みを帯び、最終的には成長がほとんど止まってしまっていました。
やはり、水草の成長にとって植え方というのは本当に大事なファクターなのだということを実感しました。
ということで、残念ではありますが、グロッソスティグマは戦力外とすることにしました。
ヘアーグラスショートはミスト式より水中栽培がおすすめ?
グロッソスティグマに代わって新たに植えたのは、ミスト式水槽で3週間ほど育てていたヘアーグラスショートです。
ヘアーグラスショートの育成条件は下記の画像リンクからご覧になれます。
前景草の中では、育成難易度が非常に容易ということですが、実はこちらのヘアーグラスショート、ミスト式水槽では全然成長していませんでした。
同じミスト式水槽に植えてあるキューバパールグラスとは大違いです。
しかも、葉が全く伸びていないどころか、根も植えたときと変わらない状況です。
ランナーを伸ばして増殖するヘアーグラスショートの根が張っていないのでは、とてもこの先の成長は見込めません。
同時に水草水槽に植えていたヘアーグラスショートは激しく成長しているのに、この差はいったい何故なのでしょうか。
やはり、水草の成長という点ではミスト式は水中には敵わないのかもしれませんね。
この辺りは今後研究の余地がありそうです。
ヘアーグラスショートを植えよう!
さて、ではさっそくヘアグラスショートを植えていきます。
ヘアグラスショートは3~5本ずつの束にして2cm間隔くらいで斜めに差し込んでいくことがポイントです。
ヘアグラスショートはヤマトヌマエビなどの苔を食べる生体によって引っこ抜かれてしまうことが多いので、できるだけ深く植えたほうがよいでしょう。
このとき、新しい環境に適応させるために植えた直後に根元からバッサリと切り落としてしまう方法もあるようですが、今回は根がしっかりしていないため、根付いたことを確認してから刈り取りたいと思います。
いざ、ヘアーグラスショートの絨毯へ!
というわけで、こちらが新たに植えなおしたヘアーグラスショートです。
植え替えに合わせて、ソイルの掃除と固形肥料である「テトラ イニシャルスティック」の追肥を行ないました。
果たして今度はうまく育ってくれるのでしょうか。
とりあえず2週間後にトリミング予定なので、それまでにどんな変化を見せてくれるのか楽しみにしたいと思います。