こんにちは、日向を愛するひと、水槽のディオゲネスです。
今回は、激しく曲がって匍匐しようとするグリーロタラを綺麗にトリミングしてあげましたよというお話です。
グリーンロタラは枯れていなかった!?
先日、グリーンロタラの先端が変色してしまい、その原因を探るべく2回にわたって記事にしたわけですが、こちらの心配なんか知ったこっちゃないという具合にぐんぐん成長しております。
問題となった赤いグリーンロタラは結局原因が掴めずまま、いつまでも考えていても仕方がないので、思い切って抜いてしまいました;
グリーンロタラが匍匐するのはなぜ!?
さて、話をトリミングに戻しますと、今回は2週間前に続き2回目のトリミングとなります。
それにしても、このグリーンロタラ、想像していたのと違い、それぞれが好き勝手な方向に伸びて曲がってしまっています。
これはグロッソスティグマが匍匐するのと同じように、光量が強いとグリーンロタラも匍匐をして、そこから新たな茎を伸ばすという性質のためのようです。
グリーンロタラが匍匐しやすい環境は強い光量以外にも、グリーンロタラの密度が低く、匍匐できる余地がある場合などにこうした状況に陥りやすいようです。
したがって、匍匐しないように育てるポイントとしては、初めから、できるだけ密度を高く植えてあげることが重要です。
しかし、それでもある程度は匍匐しようとしますので、その都度割りばしなどで梳いて真っすぐにしてあげるとよいでしょう。
なお、トリミングを繰り返して密度が上がっていくうちに、曲がって暴走していたグリーンロタラも落ち着いてきますので心配はいりません。
また、匍匐したグリーンロタラからは新たな芽が生えてきますので、差し戻しではなく、匍匐からの新芽によって本数を増やすということも可能です。
グリーンロタラのトリミングのポイントは前回より上でカット!
グリーンロタラはカットした部分から2本の新芽が生えてきてボリュームを持たせることができるという大変お得な水草でして、初回にカットした部分よりも上の部分をカットすることで、計算上は植栽時の4倍にすることができます。
ということで、前回のトリミング位置を慎重に探りつつ3cmほど上の茎を全体的にトリミングしました。
このとき注意すべきは完成時の全体像を意識することです。
すなわち、前面は短めに、背面は長めに残すことで、全体的に立体感のある形に整えることができます。
また、水面に近い場所では光が強く当たるため成長速度が速まりますので、その点も考慮する必要があるでしょう。
グリーンロタラの丘に近づきつつある!?
実際にトリミングした後の写真がこちらになります。
いかがでしょうか。
結構いい感じの密度で育てることができているのような気がしませんか?
グリーンロタラは、その成長速度の速さや強いトリミング耐性から初心者が水草のトリミングを学ぶのに最適な水草だといわれていますが、実際には成長するまで好き勝手な方向に伸びてしまうので少し手を焼きます。
しかし、こうしてうまく管理できているのを見ると、少しづつではありますが、水草の管理が上達しているのを実感できて嬉しくなります。
だたし、今回トリミングしてみて感じたのは、成長速度の個体差が非常に激しいといういことです。
特に、我が家の水草水槽は2回に分けて別々のショップから購入しているのですが、2回目のショップで購入したグリーンロタラの状態があまり良くなく、そのあたりも成長速度の差に影響を与えているように思われます。
したがって、購入の際は信頼できるショップでまとめて購入されることをオススメします。
水草の管理はまだまだ困難続き!?
ということで、今回は2回目のトリミングを実施しました。
次回のトリミングのころには綺麗に真っすぐ生えたグリーンロタラの丘になっていると良いのですが、果たしてうまくいくでしょうか。
どうぞご期待ください。