信じる道をひとり歩む人のためのおすすめ漫画【保存版】
みなさん、今日もトリプトファン足りてますか?
ただ過ぎ去っていく毎日に追われて、このままで良いのだろうかと急に不安に駆られることは誰しもあると思います。
現代社会をひとり戦うすべての人におすすめの絶対におもしろい漫画を紹介します。
1、孤高の人
登山に心を魅了された森文太郎の半生を描いた登山漫画。
最初はクライミングをテーマにした青春漫画だが、恩師の死をきっかけに「単独行の森文太郎」の壮絶な物語が展開する。
登山以外の全てを拒絶し山に打ち込んでいくその姿が痛々しくもあり、羨ましくもある。
森文太郎が大自然の中に溶け込む抽象化された描写が圧巻。
2、MASTERキートン
短編形式なのでどこから読んでも楽しめるのがポイント。
ロイズの保険調査員(≒探偵)である平賀=キートン・太一は、オックスフォード大学を卒業した考古学者であると同時に、元イギリス陸軍特殊空挺部隊のサバイバル教官でもある。
探偵事務所に転がり込んでくる厄介な仕事は元特殊部隊員の経歴を活かして見事に片づけてしまうのに、本業の考古学のほうはさっぱり。
挙句の果てに奥さんには逃げられ、年頃の娘に心配される始末。
だけど、どこか憎めないのは彼の根底に流れる生きることと学ぶことに対する倫理観のため。
卓越した知識と咄嗟の機転には常に感心させられることばかり。
格好いいとはこういう人のことを言うんだろう。
3、BLUE GIANT
ジャズに心打たれた高校3年生の宮本大が「世界一のジャズプレーヤーになる!!」という夢を追いかけてストイックに疾走する物語。
演奏シーンの迫力が素晴らしい。
自分にもこんなに熱い時代があったなと思い出させてくれる作品。
4、ブラック・ジャック
言わずと知れた手塚治虫の名作。
世界最高の外科医でありながら、もぐりの医者として法外な治療費を請求するアウトサイダー。
壮絶な人生ゆえに、自分しか信じず、自分の価値観のみに従って生きていく様は痛快。
しかし、そんなブラック・ジャックでもなお、ひとりの等身大の人間であり、生きることの苦しみから逃れられずに、悩み、悶えながら生きている。
苦しんだ人間にこそ、人の温かみを本当に理解できるのだろう。
何度でも読み返したい名作。