こんにちは、日向を愛するひと、水槽のディオゲネスです。
今回は、ハムスターと快適に暮らすために必ず揃えておきたい品々を、実際に使用した経験を基にまとめましたのでご紹介いたします。
絶対におすすめのハムスター用品8選!
愛くるしい表情と飼いやすさから人気のハムスター。
我が家でも以前はジャンガリアン4匹とロボロフスキー2匹を飼育しておりました。
ちなみに、上の写真は我が家のロボロフスキーハムスターです。
やっぱりハムスターって可愛いいですよね。
ということで、今回はハムスターを飼育するにあたって必要な用品の中から、実際に使用した経験をもとに、最高のものをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
では、早速みていきましょう。
ケージ
金網タイプのケージはハムスターが齧って歯が曲がったり、登って怪我をすることがあるのでケージは水槽がオススメです。
ハムスターの種類にもよりますが、一般的にゴールデンハムスターで60cm水槽、ジャンガリアンハムスターハムスターで45cm水槽が目安になります。
できるだけ大きいほうが良いですが、その場合は、隠れる場所を多めに用意してあげるとハムスターが安心してケージ内を移動できます。
ちなみに、こちらの「 SANKO ルーミィ」は水槽ではありませんが、透明度が高く、前側が開くことから、プラスティック製のケージの中では一番おすすめです。
床材
床材は基本的には市販の木材チップを使用します。
ハムスターが掘って遊べるように5cmくらい敷き詰めておきましょう。
種類は針葉樹タイプと広葉樹タイプがありますが、アレルギーの少ないといわれている広葉樹タイプがオススメです。
また、「ジェックス ヒノキア消臭砂」を少量床材に混ぜておくと臭いがかなり軽減されます。
私は以前、4匹同時にハムスターを飼っていたことがあって、自分自身は気にしていなかったのですが、さすがに来客がある時は少し気になっていました。
しかし、「ジェックス ヒノキア消臭砂」を使用してからは、ほとんど臭い知らずでしたので「広葉樹マット」と合わせてぜひ試してみてはいかがでしょうか。
回し車
一説によると、ハムスターは一晩で約10kmも走るそうなので、回し車は必ず用意してください。
運動不足はストレスや病気の原因になります。
回し車に限っては、騒音の少ない「SANKO サイレントホイール」の一択だと思います。
ジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターなら15cm、ゴールデンハムスターなら21cmが丁度良いおおきさです。
巣箱
ハムスターの巣箱は入口が狭く中が適度に広い容器なら紙箱や陶器でも代用可能ですが、掃除のしやすさから言えば底のない木製のものがオススメです。
また、「SANKO ウェーブハウス」は、中に同社の涼感キューブをセットできるので暑さに弱いハムスターにとっては最適です。
給水器
給水器は壁に取り付けるタイプと置くタイプがありますが、ケージを水槽にした場合は置くタイプか吸盤で壁に貼り付けるタイプのどちらかになります。
飼育本などには砂漠の動物なのであまり水は飲まないと書いてあったりしますが、個体によっては結構な量を飲みますので、いつでも新鮮な水を用意しておきましょう。
ちなみに、年配のハムスターが水を大量に飲むようになったら糖尿病の恐れがあるので注意が必要です。
トイレ
トイレは市販のトイレセットのほかに、キッチン用のタッパーに穴をあけて加工したものなどでも代用可能なので、基本的にはどんなものでもよいのですが、屋根がついているほうがハムスターが安心して使用できます。
トイレ砂は固るタイプのほうが掃除が楽ですが、万が一飲み込んでしまった場合事故になる可能性も指摘されているので注意だけはしておきましょう。
ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターハムスターは大抵トイレの場所を覚えますが、ロボロフスキーハムスターは回し車など至る所をトイレにしてしまうので、あまり期待せずに掃除をこまめに行った方が良いでしょう。
また、トイレとは別に粒子の細かい風呂用の砂を用意しておくと、身体を清潔に保っておけるので、大きめの容器に入れておいて週に何回か遊ばせてあげると良いでしょう。
風呂用の砂をケージの中に入れっぱなしにしておくと、第二のトイレになってしまいますので注意が必要です。
餌
ハムスターは雑食動物なので小さな虫や野菜を好んで食べますが、基本的にはペレットを与えておけば問題ありません。
おやつとして、ときどき余った野菜片を与えても良いでしょう。
ただし、玉ねぎやニラなど食べられないものもあるので、与える前に飼育本で必ず確認してください。
ミックスフードは、好きなものしか食べずに栄養が偏ってしまうのでやめましょう。
また、ハムスターの代名詞でもあるひまわりの種はカロリーが高いので1日に数粒程度にしておいたほうが良いでしょう。
さまざまなメーカーから色んな種類の餌が販売されていますが、ペットショップでも多く使用されている「イースター ハムスターセレクション」はハムスターからの人気がとても高いです。
ヒーター
ハムスターは寒さにとても弱いので室温を20~25度に保っておく必要があります。
夏場と冬場はエアコンを一日中つけておくのが一番良いのですが、難しいようでしたら冬場はヒーターを敷いておくとよいでしょう。「ジェックス ホットハムぽかシートヒーター」はケージの外に置くタイプなので、コードを齧られる心配がありません。
飼育本
ハムスターは非常に臆病な生き物なので、間違った接し方をすると決して懐いてくれないどころか、体調を崩したり、噛まれたりしてしまいます。
ハムスターに一度警戒されると関係を修復するのは非常に難しいのですし、ストレスのある環境で育ててしまうと性格も攻撃的にやすいです。
また、ハムスターを飼っているとよくされる質問に、多頭買いはできますかというものがあります。
ハムスターの多頭買いはロボロフスキーでは可能な場合もありますが(生後ずっと同じケージで育ってきており、喧嘩をしていないことが前提)、ジャンガリアンやゴールデンでの多頭買いは絶対に避けるべきです。
私は、ジャンガリアンやゴールデンを多頭買いすること、また、種類の異なるハムスターを同じケージにいれることは虐待だと考えています。
実際に、そのような飼い方をして弱い方の個体が殺されてしまうということは普通に起こりえます。
可愛いハムスターと仲良くなるために、ハムスターとの接し方などの内容が充実しているこの本でぜひ正しいハムスターの飼い方を学んでください。
観察が一番大事!!
ということでハムスター用品のなかからおすすめのものを紹介いたしました。
ここで紹介したものを全て揃えれば、ハムスターを育てるに当たってとりあえずは大丈夫です。
しかし、床材や巣箱などは個体によって好みも様々ですし、ハムスターにとって快適な環境を作るうえではケージ内の配置がかなり重要になってきます。
ですので、ハムスターをよく観察し、どんな環境が住みやすいのかを考えるのが一番重要です。
まずは最小限の物から導入し、必要に応じて追加の餌や器材などを購入されたほうが良いと思います。
というわけで、ぜひ皆さんも幸せなハムスターとの生活を送ってください。