こんにちは、日向を愛するひと、水槽のディオゲネスです。
今日は、我が家の水槽のを脅かす苔対策について、お安く購入できるプロレイザーのお話をひとつ。
水槽の苔の発生を抑えるには水槽環境のバランスをとれ!!
さて、アクアリストの敵といえば大増殖するスネールとガラス面を覆う苔でしょうか。
我が家も現在スネールに悩まされておりまして、近々半リセットを行なう予定です。
一方、苔については立ち上げ初期の黒髭ゴケ危機を脱してからというもの、かなりうまくコントロールできているのではないかと思います。
苔が発生しやすい環境というのは、
- 強い照明を長時間つけていること
- 水槽内の窒素やリンが過剰になっていること
の2つがよく挙げられています。
照明については、タイマー等を使用すれば後は何もしなくてもOKですね。
付け忘れたり消し忘れたりする心配が無くて精神衛生上よろしいです。
アクアリウム専用でなければ1,000円程度で買えるので、水草を育てている方は必ず持っているのではないでしょうか。
それに対して水槽の富栄養化については、目に見えないだけに対策は難しいです。
私もまだまだ初心者なので完全にコントロールできているのかといえば、全然そんなことはありませんが、とりあえず2週間くらい放置しても少し苔がでてきたかなというくらいに抑えられています。
ちなみにオトシンクルスやタニシ等の水槽面の苔を食べる生体は入れていません。
それでもなんとかやっていけているのは、
「生体が発生させる窒素≦水草が吸収する窒素」
という関係を守れているからなのではないかと思います。
その辺の話については、高回転型水槽というのを提唱している下記のブログに詳しいですが、要するに水草をたくさん植えて餌を少なめにすることで、水槽内の環境のバランスをとりましょうということのようです。
サイトマップ - metabolism : 水草水槽 高回転型 の まとめ
私がロタラの丘を作ろうとしているのも実はこのためだったりします。
また、水槽内にたくさん水草を植えてもカリウムが不足すると、水草は窒素を吸収できませんので、不足しがちなカリウムや微量元素は別途添加してあげる必要があります。
我が家の水槽では肥料要求量の高いマヤカが水質の指標になっていて、これが白化し始めたらカリウム添加量を増やすという形で運用しています。
それでも発生する苔には!?
といった具合に我が家の水槽で苔に悩まされることは少ないですが、それでも水槽面にうっすらと苔が発生することもあります。
とくに、現在はトランスルーセント・グラスキャットを一時的に入れているせいで、やや過密気味になっていることは否めませんので。
苔が発生してしまった時に私が使っているアイテムが、ADAのプロレイザー!!ではなく、実は100円均一で購入したお好み焼き用のヘラです。
さすがに先がカミソリになっている本家プロレイザーには敵わないかもしれませんが、使用感はかなり良いです。
とくに、先端を包丁用の砥石で少し研いであげると、その威力には驚くべきものがあります。
ある程度幅があるのも使いやすいポイントですね。
それまではメラミンスポンジで擦っていたのですが、細かいところに手が届きにくいですし、水が滴ったりするのがなんとも苦手でした。
しかも、このヘラならソイルと水槽の間に発生した苔も綺麗にできるというのがおすすめできるポイントです。
まずはしっかり水槽内の環境を整えることが大事!
といった具合に我が家の苔対策についてお話しましたが、やはり一番大事なのは水槽内の環境を整えてあげることではいなでしょうか。
照明しかり、フィルターしかり、Co2添加機器しかり。
水草を綺麗に長期維持しようとすると何かと出費もかさみますが、ちょっとの油断でせっかく何か月もかけて育てた水草が駄目になってしまうのは本当に悲しいですよね。
そうならないためにも、正しい知識をつけることが第一ですが、ある程度は余裕のある設備で育ててあげるのが良いのかもしれません。
ちなみに我が家の30cmキューブ水草水槽のフィルターはエーハイムの2213を使用しています。
2213は外部式フィルターの中ではデファクトスタンダードとも言えるような定番商品ですが、45~75cm水槽用ですので30cm水槽には少し大きいです。
しかし、濾過力に余裕を持っておくことで、水槽内の環境が急変したときでも、ある程度対応できるのではないかと思っています。
なお、水流が少し強いので30cm水槽に使用する際は、ナチュラルフローパイプなどを使用したほうがいいかもしれません。
ちなみに、我が家では格安のリリィパイプを使用して、水流を弱めています。
外部フィルターは強い濾過力もさることながら、静音性が他のフィルターに比べて段違いに高いので、そのあたりもおすすめポイントです。
よかったら皆さんも試してみてはいかがでしょうか。