こんにちは、Shakkyです。
先日差し戻したグリーンロタラに初めての危機が訪れようとしています。
ロタラが枯れる原因を探れ!
立ち上げ3週間後に水槽付近まで順調に成長していたため差し戻しを実施し、さらに匍匐防止のため密度を高めようと追加で10本ほど植栽したのですが、それ以降成長が鈍化しているような感じでした。
そして、いよいよ頂点が茶色くなってしまっているものが何本か現れてきました。
今回の水草水槽の大きな目標はグロッソの絨毯とロタラの丘を作ることなので、目標の一つであるロタラがダメになってしまっては水槽自体が失敗と言わざるを得ません。
急いで対処する必要がありそうですが、その前に現在の状況を整理したいと思います。
【水槽の環境】
・水槽:30cmキューブ
・期間:立ち上げ1か月
・底床:サプリソイル(吸着系か?)
・生体:ネオンテトラなど計25匹(ヤマトヌマエビ6匹含む)
・濾過:エーハイム 2213
・照明:テクニカ2灯式&ヴォルテス
・Co2:1滴/秒
・肥料:立ち上げ2週間後にイニシャルスティックを規定量追加
・液肥:グリーブライティ ニュートラルK&ミネラル 1プッシュ/日
・換水:1週目は毎日1回、以降は週1回 1/3程度
・備考:コケは1週間でガラス面がやや曇る程度。立ち上げ2週間後にからマヤカが白化。ロタラ ロトンディフォリアやグロッソスティグマなど、その他の水草は好調。
これらのことから考えられるのは、まず消去法として設備に問題はなさそうだということ。
とすると、問題は水質か肥料のどちらか、もしくはその両方ということになりそうです。
水質についてはphやKHなどは測定していないので不明ですが、その他の水草が好調なことやロタラがそこまでシビアな水質を要求しないということからも除外してよいかもしれません。
特にこちらの水槽は底床にソイルを使用しており、また、レイアウトに石を用いていないので、硬度が上がる要素がグリーンブライティ ミネラルしかないはずです(たぶん)。
本当は試薬を使っていろいろ調べてみたい研究心が無くはないのですが、調べることが目的になってしまいそうなので、とりあえず今回はぐっと我慢です。
(追期:その後、やっぱり水槽のpHが気になってしまい、液体肥料が水槽のpHに与える影響などをこちらの試薬で測定するという実験を敢行してしまいました。)
次に肥料ですが、マヤカが白化した際に肥料不足が疑われたので、テトラのイニシャルスティックとグリーンブライティシリーズを導入したのですが、もしかしたらこちらが悪影響になっている可能性があります。
そこで、導入時に参考にしたブログをもう一度読み返してみたところ、やはりカリウム不足が問題のような気がしてきました。
こちらのブログの一連の記事は水草育成における主要な栄養素である窒素とカリウムに関する考察が大変参考になります(こちらの方の水槽は最終的にカリウム過多が問題だったようです)。
ロタラを枯れさせないためには!?
以上のことから、グリーンブライティシリーズの添加量を増やすのが選ぶべき選択肢ということになりそうですが、しかしながら、現在規定量を添加しているのでこれ以上追加するのには抵抗があります。
特に、ロタラ ロトンディフォリアが綺麗に赤く色づいていることもあって、下手にいじることで万が一にもこちらを枯らせるようなことはしたくありません。
というか、ロトンディフォリアが好調で赤く色づいているなら、カリウムも微量元素も不足していないのではないかもしれません。
あぁ考えれば考えるほど、わからなくなってきます。
話は逸れますが、昨日夕飯を作っているときにシャキシャキのレタスを見て、農家の人は天候という不確定要素がありながら、こんなにおいしいレタスを作ってビジネスとして成立させているとは、なんて凄いのかと思いました。
こちらは、完全にコントロール可能なわずか30cmの世界でさえ満足に水草を育てることができないというのに。
さて、悩んでいても仕方がないので、ここは初心に返って慎重に問題のロタラを観察してみることにしました。
こちらが検分の様子です。
そして芽生える一つの疑問。
こいつは本当にグリーンロタラなのでしょうか?
色味が赤くなってはいるものの、すごく元気に育っているような気がするのは気のせいでしょうか。
謎は深まるばかり。
というわけで、結論はでないまま当分の間は悩むことになりそうです。
考えすぎて手遅れにならないと良いのですが。
この続きは続編にてお伝えできればと思います。